【成績が上がる生徒の特徴②】― 伸び悩む理由は「時間」です ―

なぜ、同じ点数から差がつくのか

前回、250〜350点前後の層を**「伸びしろゾーン」**と呼びました。
当塾で最も大きく伸びているのも、この層です。

けれど、同じ点数帯からスタートしても、伸び方には個人差があります。
大きく伸びる生徒もいれば、思うように伸びない生徒もいる。

その違いは何か。

今日はそこを、静かに整理してみます。


テストは、やるべきことをやれば結果が出る

定期テストは、実はとても素直です。

  • 漢字・英単語・重要語・公式を覚える
  • 文法や解法を理解する
  • 教科書やノート、資料集を丁寧に見直す

特別な裏技はありません。
やるべきことを、やるべき水準までやったかどうか。
基本はそれだけです。

ただし、ここで一つ大事なことがあります。
それは、

「本当にできる状態になっているか」を確認すること。


「わかったつもり」を防ぐ仕組み

伸び悩むケースには共通点があります。

  • わかった気になって次へ進む
  • 答えだけを覚えてしまう
  • できる問題ばかり繰り返す
  • できない問題をそのままにする

テスト前はそれなりに勉強している。
でも、確認が浅い。
その結果、「勉強しているのに伸びない」と感じてしまう。
つまり、「できる」まで確認していない。

ここを防ぐために、確認することが大切です。

当塾では小テストという形で行っていますが、要するに、

  • 到達基準を決める
  • できるまで繰り返す
  • 合格するまで確認する

ということをすればOKです。

問題を複数用意して、できるようになるまでやればいいわけです。
自分で確認するのが難しければ、保護者が見てあげてもいい。
形は何でもいいのです。


基礎の差は、時間の差

基礎が身についている生徒は、

  • 覚えるのも早い
  • 理解も早い
  • 少ない回数で合格できる

一方で、基礎があいまいな生徒は時間がかかります。
わかったつもりにならないよう、注意して勉強していかなければならないことも、時間がかかる原因になります。

ただ、ここで誤解してほしくないのは、時間がかかる=伸びない、ではないということです。
時間がかかっても、最後までやり切れば、成績は上がります。

違いは能力ではなく、「必要な時間の長さ」です。


結局、成績を決めるもの

では、最終的に何が成績を決めるのか。

やるべきことを、やるべき水準まで、やり切れるだけの時間を確保できたかどうか。
週に何時間、勉強に使えているか。
その差が、あとからそのまま点数差になります。

これに尽きます。

次回は、

「なぜ時間が成績に直結するのか」

について書きます。

時間は、ただ長く机に向かえばいいという話ではありません。
時間がどのように点数へ変わっていくのか。
その仕組みを整理します。