問題を読まないミスは、どうすれば減るのか

問題をしっかりと読まずに間違えること、よくありますよね。

テストの文章は、普段読んでいる文章とは少し違っていて、独特の書き方がされています。
そのため、慣れていないとわかりにくく感じることもあります。

また、途中から指示が変わっている問題も多いです。

例えば、
「(1)〜(6)は日本語の意味を書き、(7)は過去形に、(8)は複数形にせよ」
といった問題。

こういうときに、つい全部日本語の意味を書いてしまう。
これは誰でも一度はやってしまうミスだと思います。

最初に引っかかってしまうのは、正直仕方がありません。
ただ、これを繰り返してしまうのはもったいないところです。


ミスを減らす第一歩は「自分のクセを知ること」

では、どうすればいいのか。

大切なのは、「自分のミスのパターンを知ること」です。

きちんと復習をしていれば、
・こういうときに読み飛ばしてしまう
・こういう指示を見落としやすい
といった傾向が見えてきます。

もしそれが積み上がっていないとすれば、
単純に「忘れてしまっている」ということです。


対策① 問題の読み方をルーチン化する

そこで有効なのが、読み方をルーチン化することです。

例えば、
問題文を1字1句、指でなぞりながら読む。

バスや電車の運転士が行う「指差し確認」と同じ考え方です。
あえて動作を入れることで、見落としを防ぎます。


対策② 間違えた問題を繰り返しやり直す

もう1つは、間違えた問題を繰り返しやり直すことです。

一度間違えた問題をやり直すと、
「自分がどう間違えたか」を思い出せます。

これを繰り返すことで、自然と同じミスは減っていきます。

例えば、

・毎週土曜日に、その週の間違いをやり直す
・第4日曜日に、1か月分をまとめてやり直す

といったように、ルールを決めてしまうのも効果的です。


最大の壁は「面倒くさい」という気持ち

ここで紹介した2つの方法は、
「問題を読まない」というクセを改善するだけでなく、
単純な計算ミスやケアレスミスの減少にもつながります。

ただし、問題があります。

こういう方法、やってみると面倒なんです。

効果があるのはわかっていても、
続けるのが大変。

だからこそ、
「やったほうがいいこと」と「やりたくない気持ち」の勝負になります。


面倒を乗り越えるには「環境」を使う

この「面倒」を乗り越えるための方法の1つが、
環境を使うことです。

塾に来て勉強する。
補習やテスト前の自習に参加する。

こういった場であれば、
自然とやるべきことに取り組めます。

当塾で、補習や自習を重視しているのは、
こういった理由からです。


ミスを減らすには「習慣」を使う、そして…

ミスは、能力ではなく習慣で減らせます。

問題の読み方を決めること。
間違えた問題を繰り返しやり直すこと。

こういったことを続けていけば、確実に変わっていきます。

一方で、こうした取り組みはどうしても面倒です。
だからこそ、「面倒でもやろう」と思える気持ちも大切になります。

点数を上げたい。
志望校に合格したい。

そういった思いがあると、面倒なことにも踏み込めるようになります。

やる気に頼りすぎるのは安定しませんが、やる気があると前に進みやすいのもまた事実です。
だからこそ、習慣で土台を作りながら、気持ちでそれを後押しする。

その両方を大切にして、ミスを減らしていきたいですね。