何を改善しないといけないか

当塾では毎回、授業記録をつけてもらっています。

何をやったか、小テストをやっていればその点数を記入。

そしてその日の学習の反省を書いてもらっています。

 

その反省を読んでいるといろいろと思うことがあります。

いくつか紹介します。

 

・小テストの点が悪かったので、次はがんばりたい。

テストをやっているときにがんばったって、できないものはできません。

がんばるのはテストを受けているその時ではなく、事前に勉強をしているときです。

何をがんばるのか、間違えないように注意を促しています。

 

・勉強に時間がかかってしまった。

ボーっとしていたり、他ごとをしていたのならともかく、これまで1時間かかって覚えていたことを、急に30分で覚えられるようになるはずがありません。

時間がかかることは仕方のないことです。

覚える力というのは、頭を使って鍛えることによって身についてくるものなので、最初は時間をかけて覚えていくしかないでしょう。

まずは「十分な時間を確保する」よう努力していかないといけないと思います。

 

・ミスが多かったので注意したい。

20問あって1問間違えたくらいならともかく、3~4問もミスしているのであれば、「注意する」で何とかなるものではないと思っています。

例えば英語だと、単数と複数を間違えた、現在と過去を間違えた、a や the をつけ忘れた、3単現のsをつけ忘れた… といったミスがよくありますが、小テストでこれをやってしまう人は、普段から細かいことを意識せずに問題を解いています。

普段の演習で細かいことを意識するよう注意し、実際に意識してやっているかチェックをするようにします。

こういったことを通じて、「普段から細かいことを意識する」ことが大切だとわかってもらいたいところです。

 

結果には原因があるわけで、何を改善しないといけないかを間違えないように指導をしています。

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