とことんやる生徒、いい加減な生徒

中2、中3がやっている中1内容の小テストの点数をまとめてみました。

(7月17日の時点での表なので、現在はもう少し進んでいるのですが…)

中1の英語の教科書を20個にわけて小テストをしています。

小テストは各生徒のペースで進めてもらっているので、速い人もいれば遅い人もいます。

(Fさんはつい最近入塾した生徒で、この時点でまだ小テストをやっていません。)

 

今やっている小テストは、各生徒のペースでやっています。

テストを受けるのが不安だったら、いつまで勉強していてもいいわけです。

間違えた問題を何度やり直してもOK。

教科書を隅々まで見てからテストを受けてもOK。

質問だってし放題。わからない問題があれば質問して解決してからテストを受ければOK。

少々苦手であったとしても、とことんやれば限りなく100点に近い点数が取れます。

 

逆に言えば、この小テストで点数が取れないということは、「とことんやる」と言うことができていないということ…

点数には、小テストに向けてどれだけ真摯に勉強しているかが現れているのではないかと考えています。

小テスト開始当初、「テストやります」と言ってきた生徒に対し、簡単な聞き取りをしていました。

 

「間違えた問題はちゃんとやり直した?同じ間違いはしない?」

「教科書に目を通した?単語とかの意味は大丈夫?」

「質問を特に聞いていないけど、わからない問題は無いのかな?」

 

こう言うと、ほとんどの生徒が一旦帰ってもう少し復習をしていました^^;

こんなこと言われることを想像していなかったんでしょうね。

ちょっと前にあった定期テストの反省で、「ワークをもっとやり直す」とか「教科書をしっかり読んでいなかった」とかを挙げていたのに、もうすっかり忘れていたようです。

 

中2、中3にとって、中1英語の最初は簡単であるということもあり、点数は悪くありませんでした。

ところが少し油断をしたのか、Unit 4~5 あたりで全体的に点数が下がってしまいました。

ここはちょっと厄介な問題が多かったということもあるのですが、しっかりと対策をしていればできないわけではありません。

ちょうどいい機会だと思い、このあたりで私は生徒たちにかなり細かいことを指摘しました。

 

「これ、教科書のここに載っているよ。見ていなかったのかな?」

「これ、なんて意味?ちゃんと調べた?どうして意味を明確にしないで小テスト受けたの?」

「この問題はワークに同じ問題がある。(ワークをチェックして)間違えているじゃないか。ちゃんとやり直しした?」

「やり直ししたノートを見せて。もしかしてただ見ていただけ?それじゃあ駄目でしょう。」

「(小テストの質問をしてきた生徒に)なぜ今質問する?テキストに同じ問題あったよね?基本的に質問には丁寧に答えるけど、今質問していちゃだめだよね?」

「(定期テストの反省の用紙を取り出して)これ、前のテストと同じ間違いしているよね。練習の時から注意していないと必ずまた間違えるよ。」

「(定期テストの反省の用紙を取り出して)ワークを5~6回やり直すって書いているよね今、5~6回やり直したの?やっていないなら反省したって言えないよね?ちゃんとやろうか。」

 

単に「注意しなさい」とかではなく、やるべきだったのにやらなかったことを具体的に指摘することを心がけました。

そのほうが勉強の姿勢が良くなると思いますので。

ここで一度ガツンと言われたことが功を奏したのか、これ以降、あまり細かいことを言わなくても良い点を取る生徒が増えてきました。

勉強姿勢が多少は良くなったのかなと感じています。

ですがまだまだです。

特に平均して85点程度のしか点が取れていない生徒。

いい加減なことをやっている生徒は、テスト前でも必ずいい加減なことをします。

それはテスト結果に直結します。

この夏の間に徹底的にやらせます。

大変かとは思いますが、覚悟してついてきてください。

がんばりましょう。

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