夏期講習で予習をやる理由

こざかい学習塾の夏期講習では予習を中心に行っています。

講習で予習をしている理由は2つです。

 

まず最初の理由は、そうしておかないと次のテストに間に合わない生徒がいるからです。

当塾では、英語・数学を普段の授業で重点的に指導しています。

(今年度はコロナの影響でいろいろ崩されてしまったんですが・・・)

この2教科の基本的な指導を早めに終え、テスト前に十分な演習時間を確保することがテスト対策の基本方針です。

英語・数学に余裕があると、テスト前に暗記に時間を費やすことができます。

勉強が苦手な生徒の場合、社会や国語の漢字の勉強をたくさんできると、ある程度の点数を取れるので効果的です。

(いや、むしろ、こうでもしないと勉強が苦手な生徒はどれだけ暗記の時間が足らないと言った方がいいかもしれません。)

一方、成績上位の生徒は暗記を早くやり終えるので、英語や数学の応用問題にも取り組むことができます。

他には資料集やノートの見直し、副教科の勉強にも時間を充てることができるので、点数の底上げにつながります。

 

夏期講習を予習形式でやり、テスト前に余裕を作っておく。

余裕ができた分だけそこで復習を重点的に行う。

 

こんな感じです。

 

そして夏期講習を予習形式で行うもう1つの理由。

それは、復習は予習に対して膨大な時間がかかるからです。

 

復習が必要な生徒というのは、それこそ中1の最初のほうからやり直す必要が出てきてしまい、かなりの時間を要します。

授業を聞いただけでは到底できるようになりません。

(すでに学校の授業は聞いているんですから)

膨大な演習を「夏期講習」として行うと、とんでもない金額になってしまいます。

勉強が必要な生徒ほど金額が跳ね上がってしまい、受講に二の足を踏んでしまいます。

これでは本末転倒です。

 

夏期講習は予習ですが、勉強が必要な生徒はそれ以外の時間に来てもらってコツコツと課題をこなしています。

毎日のように塾に来て勉強している生徒もいます。

勉強が苦手な人ほど解くスピードも遅いですからね。

量をこなすにはたくさん勉強してもらうしかありません。

そのうち徐々に速くなってきます。

それまでの辛抱です。

かなり長い辛抱ですが・・・

 

夏期講習は予習と言ってきましたが、中3生は復習もやっています。

受験に向けて基礎から総ざらいしないといけませんからね。

予習と復習の両立は大変だと思いますが、がんばってやってほしいと思います。

——————————————
こざかい学習塾
〒468ー0051
名古屋市天白区植田3丁目1505
OMレジデンス植田1階
TEL 052-846-3222 FAX 052-846-3233
web https://kozakai-juku.com/