算数の勉強の準備

何をどうやって勉強させるか

算数の勉強の基本は、

 

たくさん問題を解いていく。

たくさん解けるレベルの問題に取り組む。

 

の2つです。

具体的に、何をどうやっていくかということですが・・・

 

1.とりあえず手元にあるもの(教科書、ドリル、塾のテキスト)をやる。

2.繰り返し解けるようにノートに解く。

 

こんなところでしょうね。

教科書を使う場合は答えが無いので、学校の授業できちんとノートをとるか教科書ガイドでも用意してください。

塾によってはテキストの解答をもらえないところもあるでしょう。

そういう場合は授業ノートをしっかり取るようにしないといけませんね。

(私は塾生に解答を渡しています。自分で勉強できるように。)

 

ちょっと解いてみればすぐわかるでしょう。

今使っているテキストが自分のレベルに合っているかどうか。

 

自分で全く勉強していけない、解答を見てもチンプンカンプン、やたら時間がかかるということだったらそのテキストが難しすぎるということです。

教科書が難しいと言っても、学校の授業は教科書を使ってやります。

だから教科書を全く使わないというわけにはいきません。

最低限のことは教科書で勉強させ、別の何かを用意してこれでコツコツ勉強させましょう。

 

普通にやっていけるようだったらそのままやっていきましょう。

繰り返し、何度でも。

 

※私は2種類の教材を使って指導しています。1つは教科書に準拠した基礎レベルの問題集。もう1つは発展的内容も含む問題集。これを繰り返し解かせています。

 

教材選びのヒント

書店へ行って直接見ながらちょうど良さそうなものを選んでもらえばいいのですが・・・

 

勉強が苦手な子には、イラストが多いカラフルなものがいいかもしれません。

文章題なんかはイラストがあった方が問題を理解しやすいですしね。

「できる!!がふえるドリル(文理)」なんかはお勧めの一つです。

計算、文章題といろんなシリーズがありますが、勉強が苦手な子には一学年下のドリルからやることをお勧めします(場合によってはさらにその下)。

とにかくサクサク進められるレベルの問題を解くことが大切。

教科書と学校のドリルで今習っている内容を勉強。

買ってきたドリルで基礎からやり直す。

こんな感じでどうでしょう。

 

教科書レベルのことはスイスイできる。学校のテストもできている。

こういう子には自分の学年と同じドリルを用意してあげればいいです。

出版社を変えてドリルを何冊か用意し、学校の進度に合わせてどんどんやっもらいましょう。

(できるのであれば学校の授業より先にドリルで勉強させちゃってもいいです。)

このレベルの子であればできると思います。

 

ちなみに私、安易に「算数の苦手を克服するには〇〇をやれ」って言うことが嫌いです。

万人に適したテキストはありませんから。

「こういうレベルの人にこういう目的で勉強させるためにはこのテキストがベスト」

っていうのはあるでしょうけどね。

私もさきほどおすすめ教材を挙げましたが、書店で見て自分で決めるのが基本です。

(自塾の生徒なら学習状況をよく知っているので「あなたにはこれがいい」って勧めるときはありますけどね。)

安易に何かに飛びついてはダメです。

学力をあげるっていうのは安易にできることではありません。

最初っから安易に考えていては学力アップなんて無理ですから。

 

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