本当の意味での基礎学力について①

先週に引き続き、小数の勉強をしている小4のDさん。

km を m に、L を mL に、セントをドルに変える問題や、数直線を使った問題などをやりました。

本日は特に、数直線を使った問題を重点的に解きました。

数直線上のある目盛りのところを矢印が示していて、そこの値を読み取る問題です。

1目盛りが 0. 1なのか、0.01 なのか、迷ってしまう子が多いのがこの問題の特徴です。

しっかりマスターしてほしかったので似たような問題を何度も出しました。

するとそのうち、「こんな問題出ないよ。」とDさん。

気持ちはわかります。学校ではあまり詳しく教われない(教わらないのではなく)ややこしい問題を何度もやっているわけですからね。

そこで教科書を出してもらい、「ほら、ここにあるでしょ。だからきっと出るよ。」とDさんに話します。

実際に教科書や学校で使っている問題集にその問題が載っていることを教えて「テストに出るよ」というのはよくやる方法です。

これで誰でも納得しますからね。そのために、どんな問題が載っているかはだいたい把握をしています。

Dさんも納得して勉強を続けます(本当はテストに出るかもしれないことは十分に分かっていると思いますけどね^^;)。

 

勉強には反復練習が不可欠です。

Dさんは何度も同じ形式の問題を解きました。

答え合わせの際には、「この間に目盛りは何個あるかわかる?」「1目盛りはいくつでしょうか?」「数のおしりに0をつけて考えてみるといいよ」と、問題の解き方を説明します。

途中、別のタイプの問題をはさみながら、3回ほど解きました。

「これ苦手、全然わからない。きっと間違ってる。」と言っていたDさん。

最後の問題は全問正解で終えてくれました(Dさんがんばったね!)

 

Dさんはできるようになりましたが、この問題、苦手にしている人が多い問題です。

本当の基礎学力とは、テストで点数を取るためだけの勉強ではなく思考の応用が聞くように本質的な理解をすることです。

子どもが嫌にならないように、それでもできるまで何度も繰り返すことが、小学生の授業で最も大切なことだと思っています。

子供が嫌がることなのですが、できるように・やれるようにサポートすることが塾の真価が問われることだと思います。

できなかった問題ができるようになったときの喜びに立ち会えると、塾に携わる人間として「この仕事やってて良かった」とじみじみ思います。

決して奢ることなく、指導技術を磨いていきたいなと、Dさんの授業で改めて感じました。